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おなり調剤薬局
秋田県大館市御成町四丁目1番51号

乾癬

乾癬

乾癬

乾癬はもともと欧米人に多い疾患とされていましたが、日本人の食生活が欧米化したせいか、日本でも年々増加しています。
肥満や糖尿病、高脂血症などの合併症も多く、肉類や油もの、ファストフード、酸化した油脂スナック菓子、砂糖の多い食べ物、飲み物などやストレスも原因の一つと思われます。尋常性乾癬はこれらの過剰摂取により処理しきれない代謝産物を皮膚から出そうとしている症状とも考えられます。乾癬の患部では皮膚の表面に角質が積み重なることで、皮膚が厚くなっています。
これは皮膚の新陳代謝場が異常に活発になり、通常の約10倍の速さで皮膚が作られるためです。
特徴的な症状として、紅斑とその上に厚い鱗屑をもった乾燥性、落屑性の肥厚した皮疹を作ります。
その仕組みはまだ完全には解明されていませんが、最近の研究により免疫機能の異常が関与していることがわかってきました。乾癬は自己免疫疾患のひとつです。最近の研究によって腸内フローラの乱れが、自己免疫疾患に大きくかかわることがわかってきています。最新の研究によってこうした自己免疫疾患などの免疫の異常が腸内フローラの乱れと深く関係していることがわかってきました。善玉の腸内細菌の一種クロストリジウム菌(酪酸菌)が「食物繊維」をエサとして食べ、短鎖脂肪酸の一種「酪酸」という物質を作ります。その酪酸が、腸壁を通って免疫細胞に受け取られるとTレグ(制御性T細胞)をつくり、免疫細胞の過剰な攻撃を抑えることがわかってきました。漢方薬、特に煎じ薬の中には「食物繊維が」たっぷりと含まれているため、煎じ薬を毎日服用すると、善玉の腸内細菌がどんどん増え、腸内フローラ(多種類の腸内細菌の均衡状態)を作りだします。
一度完成された腸内フローラは一生続くこともわかっています。
それが漢方薬による体質改善と再発のない根本治癒に大きくかかわっていると思われます。
こうしたことから当薬局では、煎じ薬を用い、漢方薬本来の薬効と体質改善作用プラス、煎じ薬に含まれる食物繊維で尋常性乾癬炎などの自己免疫疾患の体質改善を行い、根本的な治癒を目指しております。漢方薬の服用により症状が和らぐのは、意外に早いものですが、完全治癒には多少時間がかかります。尋常性乾癬の場合は、2年~3年位が目安です。
まずは3ヶ月飲んでみて、漢方薬の効果を実感してみてください。